眼球提供について

  1. アイバンクの眼球提供登録のご意思のある方にリーフレットをお送りいたしますので、リーフレットに添付のハガキにより登録申込みをお願いします。
    登録の取消し、再登録はいつでも可能です。
  2. アイバンクの眼球提供登録がなされていなくても、日本臓器移植ネットワークが発行している「臓器提供意思表示カード」や、眼球提供意思表示をした健康保険証や運転免許証、マイナンバーカードを所持している場合は、提供できます。
  3. 上記1のアイバンクの眼球提供登録や上記2のご本人の提供意思表示がない場合も、ご遺族の承諾があれば提供可能です。
愛知県献眼登録登録カード 臓器提供意思表示カード

眼球提供の方法(愛知県アイバンク)

  1. 提供される方が亡くなられたときは、ご遺族から至急、愛知県救急医療情報センター内のアイバンク窓口へご連絡ください。24時間体制で受け付けています。
    死後、6時間以内(冬季は12時間以内)が摘出の目安です。
  2. ご連絡がありますと、当番の待機医療機関の担当医師がお伺いします。
    眼球をいただいた後のご遺体は、義眼を入れて、お顔が生前と変わらないよう整えさせていただきます。
  3. いただいた角膜は、県下の医療機関にあっせんし、移植希望者に角膜移植が行われます。
愛知県アイバンクのシステム

眼球提供の連絡先(死亡時の連絡だけ受け付けています)

愛知県救急医療情報センター内のアイバンク窓口

TEL:052-262-1100

※24時間受け付けています

よくある質問と回答

<献眼登録・提供>

Q1.

献眼登録はどのようにすればよいのですか?

A.

アイバンク事務局に、電話・FAX・お問い合わせフォームなどにより、氏名・住所・電話番号をご連絡ください。アイバンクのリーフレットをお送りしますので、リーフレット中の登録申込書に必要事項をご記入いただきご返送ください。

Q2.

献眼登録していなくても提供できますか?

A.

生前の献眼登録がなくても、死後、ご遺族の承諾があればご提供いただけます。また、「臓器提供意思表示カード」や「健康保険証・運転免許証」、「マイナンバーカード」による意思表示でも提供可能です。(アイバンクの献眼登録は、啓発活動の一環として行っております)

Q3.

献眼登録は、取り消せるのですか?

A.

登録の取り消し、取り消し後の再登録はいつでも可能です。

Q4.

登録する際に年齢制限はありますか?

A.

ありません。ただし、3歳以下の子供の角膜は発育の未熟性から移植手術は難しくなります。

Q5.

家族がいない場合、提供はできますか?

A.

献眼登録カードや健康保険証・運転免許証などにより生前のご本人の提供の意思が示されている場合、提供時に摘出承諾書に後見人等のサインをいただければ、提供は可能になります。

Q6.

老眼・遠視・近視・白内障・緑内障でも提供できますか?

A.

角膜が透明であれば提供いただけます。白内障や緑内障、レーシック等の屈折矯正手術などを受けた場合でも可能です。

Q7.

提供できない場合はありますか?

A.

エイズ・B型肝炎・C型肝炎・敗血症・白血病などの病気の場合は提供できません。移植に使用できるかを確認するため、摘出時に若干量の採血をさせていただきます。

Q8.

提供したら謝礼は出ますか?

A.

角膜提供は善意に基づく無償の提供ですので謝礼は出ませんが、厚生労働大臣から感謝状が贈呈されます。

Q9.

特定の人に提供することはできますか?

A.

.1親等の親族《配偶者(※1)、子(※2)、父母(※2)》に限り優先的に提供したいとの意思表示をすることが可能です。
※1:婚姻届を出している配偶者。事実婚は含まない。
※2:実の親子のほか、特別養子縁組による養子・養父母を含む。
その場合、以下の点について注意が必要です。
@提供しようとする人は、眼球を提供する意思表示に併せてあらかじめ親族優先提供を希望する旨を書面で示すこと
A提供を受けようとする配偶者・子・父母(これらの要件は上記のとおり)が医療機関において移植希望の登録をしていること
B医学的な条件等により移植の対象となる親族がいない場合は、親族以外の方への移植が行われること。
C「○○さんにだけにしか提供したくない」という意思表示は認められないこと。(この場合、親族を含め提供は行われない。)
D親族提供を目的とした自殺を防ぐため、自殺者からの親族への提供は認められないこと

Q10.

献体を希望している場合、提供は可能ですか?

A.

片眼をご提供いただけます。献体については公益財団法人不老会にお尋ねください。

<摘出>

Q11.

死後何時間以内なら摘出が可能ですか?

A.

6時間(冬季は12時間)といわれていますが、季節や亡くなられたときの状態も関係しますので、なるべく早く連絡してください。最終的には状態を拝見したうえで判断させていただきます。

Q12.

目を摘出したあとは顔が変わりますか?

A.

義眼を入れて整えさせていただきますので、外見はほとんど変わりません。

Q13.

病理解剖が必要な場合、摘出は可能ですか?

A.

病理解剖がある場合も死後6時間(冬季は12時間)以内であれば摘出は可能ですので、担当される病理医と相談させていただきます。

Q14.

検死が必要な場合、摘出は可能ですか?

A.

検死が優先されますが、検死終了が死後6時間(冬季は12時間)以内であれば摘出は可能ですので、その状況を見て対応させていただきます。

Q15.

摘出にかかる時間はどのくらいですか?

A.

場合により異なりますが、摘出する医師が到着後、準備と後片付けの時間を含め約1時間かかります。

<提供の連絡>

Q16.

献眼希望者(献眼登録者、健康保険証・運転免許証などにより献眼の意思表示がなされている方、ご遺族が献眼に同意された方)が亡くなったとき、提供の連絡はどのようにすればいいのですか?

A.

献眼希望者が亡くなられたときは、ご遺族は至急「愛知県救急医療情報センター内のアイバンク窓口TEL052-262-1100」へご連絡ください。死後6時間以内(冬季は12時間以内)にご提供いただけないと使えない場合があります。
ご連絡がありますと、当番の待機医療機関の担当医師がお伺いします。
アイバンク窓口は24時間対応しています。